リハ協ブログ2014年3月25日より転載
国立精神保健研究所(National Institute of Mental Health:NIMH)は、自殺を報道する際の留意点についてまとめています。
米国では年間におよそ38,000人が自殺によって死亡します。その数は殺人で命を落とす人以上です。自殺は悲劇的ですが、本当は公衆衛生の問題です。ところが、マスコミなどでは、自殺をセンセーショナルに取り上げることが多く、それが状況をさらに悪化させることになります。しかし、自殺を正しく報道すれば、逆に人々の意識を変えることができ、弱い人々や危機にある人々を助けることに役立ちます。
NIMHのサイトには、自殺を報道する際の留意点(Recommendations for Reporting Suicide)というページがあります。そこには、次のような内容が書かれています。
このサイトのURLは、下のとおりです。(寺島)
http://www.nimh.nih.gov/health/topics/suicide-prevention/recommendations-for-reporting-on-suicide.shtml