[米国]自閉症者の肥満のリスクは2倍

リハ協ブログ2014年3月16日より転載

アメリカ疾病予防管理センター (U.S. Centers for Disease Control and Prevention:CDC)の研究者達の報告によれば、自閉症者の肥満のリスクは、そうでない人々の2倍あるとのことです。本研究は、Maternal and Child Health Journalのオンライン版2014年3月14日号に掲載されています。論文のタイトルは、「Prevalence and Impact of Unhealthy Weight in a National Sample of US Adolescents with Autism and Other Learning and Behavioral Disabilities」です。

研究者達は、2008年から2010年に実施された全国健康聞き取り調査(the National Health Interview Survey.)の9,600人のデータを使って分析したところ、12-17歳の発達障害者の肥満の割合(20%)は、一般の者(13%)に比べて1.5倍であり、特に自閉症者(32%)は、2倍以上になるとのことです。

アブストラクトは下のURLで無料で読むことができます。全体を読むには39.95ドルかかります。(寺島)http://link.springer.com/article/10.1007/s10995-014-1467-2

 

menu