[オーストラリア]仕事と自殺防止に関する声明

リハ協ブログ2014年4月14日より転載

オーストラリア自殺防止協会(Suicide Prevention Australia)は、失業対策、労災補償、検視のプロセスなど、制度上の問題に対して早急な対応が求められているとして、仕事と自殺防止に関する声明を発表しました。

オーストラリアでは、25-44歳の男性と25-34歳の女性の第一の死因は自殺であり、自殺の多くは労働年齢において発生しています。しかし、そのうちどのくらいが仕事に関連しているのかは明らかになっていません。

オーストラリアのビクトリア州での調査では、2000-2007年の自殺者の17%は仕事関連であったと報告しています。起きている時間の1/3は、仕事をしているわけなので、職場での取り組みが重要であると考えており、この声明には、職場での取り組みについて詳しく書かれています。

声明は32ページの冊子になっており、かなり写真も豊富で読みやすいものになっています。関心のある方は、次のサイトからダウンロードできます。(寺島)

https://www.sprc.org/resources-programs/work-suicide-prevention-position-statement

http://suicidepreventionaust.org/wp-content/uploads/2014/02/Work-and-Suicide-Prevention-FINAL.pdf

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