[米国]EEOCが職場での宗教的な服装への対応についてのガイドブックを公表

リハ協ブログ2014年4月3日より転載

雇用機会均等委員会(Equal Employment Opportunity Commission)は、1964年公民権法のタイトルVIIの下での、宗教的な服装と身だしなみに関する職場における権利と責任についてのガイドブックを公表しました。

このガイドブックは、Q&A形式の「職場における宗教的な服装と身だしなみ:権利と責任(Religious Garb and Grooming in the Workplace: Rights and Responsibilities)」とそれに添付するデータ集からなっています。

内容は、雇用主と従業員に対する実際的なアドバイスとこれまでのEEOCが行った訴訟の例を掲載しています。例えば、ハンバーグ店の従業員が新たに宗教に帰依したことにより髪を伸ばし始めたことに対して、ハンバーグ店の方針として髪を短く切ることを求められた判例、銀行の出納係が頭に何かかぶることを禁止されているにもかかわらず宗教的な理由でヘッドスカーフをつけたことに対する判例などが紹介されています。

詳しいことは、次のサイトをご覧ください。(寺島)

http://www.eeoc.gov/eeoc/publications/qa_religious_garb_grooming.cfm

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