[米国]精神障害者の支援付住宅サービス普及のためのレポート

リハ協ブログ2014年4月27日より転載

バゼロン・センター(Judge David L. Bazelon Center for Mental Health Law)は、精神障害者の権利を守り発展させることを目的にしている民間団体ですが、このたび、「チャンスが来たら(When opportunity knocks…)」という報告書を発行しました。

この報告書によれば、過去数十年にわたり、精神障害者のための支援付住宅サービス(supported housing services)が効果をあげてきたにもかかわらず、州政府が積極的に取り組んでこなかったために、あまり普及していないという実態があったとのことです。しかし、オバマ大統領の「患者保護並びに医療費負担適正化法」により精神障害者支援に対するサービスが拡大されたために、州政府は少ない費用負担でこのサービスを実施できることになったことから、州政府が積極的に支援付住宅サービスを実施することを求めて、そのメリットについて解説しています。

報告書は、下のサイトからダウンロードできます。(寺島)

http://www.bazelon.org/wp-content/uploads/2017/01/When-Opportunity-Knocks.pdf

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