[ニュージーランド]銀行協会が高齢者・障害者顧客のニーズを満たすためのガイドラインを改訂

ニュージーランド銀行協会(NZ Bankers’ Association)は、2019年4月9日、「銀行が高齢者および障害者のニーズを満たすのに役立つガイドライン(Guidelines to Help Banks Meet the Needs of Older and Disabled Customers)」の改訂版を公表しました。

銀行協会は、高齢者および障害者の顧客が、公正、合理的、かつ、簡単な方法で情報、製品、および、サービスにアクセスできるようにする必要があること、そして、手続き、製品、および、サービスを新たに提供する際には、これらの顧客を理解したうえで検討する必要があることから、それに関するガイドラインを2009年に示していますが、その改訂版です。

スタッフの訓練、情報提供方法、建物の設計、商品やサービスにおける配慮、ATMや電子バンキングにおける検討事項などについて、わかりやすく、具体的に示されています。

2020年1月までに、ニュージーランドの銀行は、このガイドラインを満たせるように対応するとのことです。

ちなみに、ニュージーランドの65歳人口は746,900人(15.2%)、障害者人口は110万人(人口の24%)だそうです。

詳しくは、下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.nzba.org.nz/2019/04/04/guidelines-to-help-banks-meet-the-needs-of-older-and-disabled-customers-launched/

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