[英国]NHSが労働力障害平等基準テクニカルガイダンスを公表

2019年3月27日、NHSは、労働力障害平等基準テクニカルガイダンス(Workforce Disability Equality Standard Technical Guidance)を公表しました。

労働力障害平等基準(Workforce Disability Equality Standard)は、障害のあるスタッフと障害のないスタッフの経験を比較できるようにする10の尺度(測定基準)からなっています。 障害のあるスタッフから、障害のないスタッフに比べていじめやハラスメントを受けることが多い、昇格などのキャリアアップが遅いなどの訴えが続いたことから、平等多様性評議会(Equality and Diversity Council:EDC)は、それを測定する標準的な基準を開発することとし、そのパイロットスタディをNHSに委託したもので、2019年4月1日から実施されています。それに先立ち、ガイダンスを公表したものです。

当面、対象となっているのは、NHS財団(NHS trust)と基幹病院(foundation trust)ですが、2年後には関連の利害関係組織へ拡大される予定です。

詳しくは、下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.england.nhs.uk/about/equality/equality-hub/wdes/

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