[米国]ニューヨーク州が障害者雇用を推進する委員会を設置

リハ協ブログ2014年9月29日より転載

2014年9月17日、ニューヨーク州アンドリューM.クオモ知事(Andrew M. Cuomo)は、エンプロイメント・ファースト委員会(Employment First Commission)の設置を認める行政命令を発しました。この委員会は、障害者の支援を検討する際は、一般かつ統合雇用を第一に考えるというエンプロイメント・ファーストという政策をニューヨーク州に導入することを目的にしています。

ニューヨーク州の障害者(18-64歳)の雇用率は31.2%で、非障害者の72%と比較すると40.8%の差があり、また、障害者(18-64歳)の貧困率は28.6%で、非障害者(12.3%)の2倍以上であることから、知事は、雇用率を5%上昇させ、貧困率を5%減少させることを当面の目標としています。

委員会は知事事務所と州機関の代表者から構成され、包括的な州の障害者支援計画の作成を行います。

詳しくは、次のサイトをご覧ください。(寺島)

知事のサイト:

http://www.governor.ny.gov/press/09172014-executive-order-employment-first

行政命令:

http://www.governor.ny.gov/sites/default/files/documents/EmploymentFirstCommissionExecutiveOrder.pdf

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