[インド]シムラ市のタクシーの利用を障害者等に制限するよう最高裁判所が命令

リハ協ブログ2014年10月1日より転載

ザ・タイムズ・オフ・インディア紙9月26日号によれば、ヒマチャル・プラデシュ(Himachal Pradesh)州の最高裁判所は、首都シムラ(Shimla)市の中心街の自動車乗り入れ禁止地区において、同地区を走ることのできるタクシーを利用できるのは、障害者、60歳以上の高齢者、10歳以下の児童に限られることが守られていないとして、州政府に対して善処するよう命令しました。

同地区を走ることのできるヒマチャル・ロード・トランスポート(Himachal Road Transport Corporation (HRTC))というタクシー会社は、上のような長距離の移動ができない人々の輸送のために設立されましたが、時がたつにつれて、それらの人々以外の人や観光客がそのタクシーを利用するようになったとのことで、その結果、交通事故の危険が増したことなどが今回最高裁判所が命令した背景にあります。詳しいことは、次のサイトをご覧ください。(寺島:Empowerment Cafe Weekly Bulletin - 20-26 September 2014参照)

http://timesofindia.indiatimes.com/india/HRTC-taxis-to-serve-only-elderly-disabled-in-Shimla/articleshow/43482420.cms

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