[インド]障害者がマイクロファインナンスを活用できるようにする取り組み

リハ協ブログ2014年10月18日より転載

ガーディアン・プロフェッショナル紙2014年10月9日号によれば、障害者支援団体のv-sheshは、障害者がマイクロファイナンスを利用できるようにそれらの企業のスタッフに対する研修プログラムを行って、成果を上げているとのことです。

インドのマイクロファインナンスは、低所得者を支援するプログラムとして有名で、調査によれば、8000万人以上の低所得者が利用していると言われていますが、7000万人の障害者は利用できないという実態がありました。例えば、視覚障害者は通帳を他人に読んでもらわなければならない、聴覚障害者はマイクロファインナンスについて学習する場合に貸付関係の重要情報を獲得できないなどの問題があるとのことです。

そこで、障害者の支援団体のv-sheshが、Annapurna、 the Evangelical Social Action Forum (ESAF)、 Equitasの3つのマイクロファインナンス企業に対して、2013年6月に上記の研修プログラムを実施したとのことです。その結果、Equitasの障害者の資金の取得率は2013年6月には月100件であったものが、2014年1月には、月250件に増加したとのことです。

記事等は、下のサイトをご覧ください。(寺島)

http://www.theguardian.com/global-development-professionals-network/2014/oct/09/india-microfinance-disability-inclusion-discrimination

v-sheshのサイト:http://v-shesh.com/

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