[米国]知的障害者・発達障害者等の雇用のための新しいキャンペーン

リハ協ブログ2014年10月14日より転載

ベスト・バデーズ(Best Buddies)は、1989年にアンソニー・ケネディ・シュライバー(Anthony Kennedy Shriver)氏により設立されたNPOで、知的障害者と発達障害者のソーシャル・インクルージョンや雇用などの達成を目的にしています。ちなみに、シュライバー氏は、ケネディ元大統領の甥です。ベスト・バデーズは、知的障害者や発達障害者のためのいろいろなプログラムを行っており、全米50州や世界50カ国の障害者が参加しているとのことです。

ベスト・バデーズは、このたび、「私は採用します(I’m in to Hire)」という新しいプログラムを立ち上げました。このプログラムは、メキシコの億万長者カルロス・スリム(Carlos Slim)氏の協力を得て、世界の企業家に対して、知的障害者、自閉症者、ダウン症者、脳性マヒ者等を採用することを訴えるキャンベーンです。具体的には、ウェブサイトで、雇用主、従業員、子ども、友人などに対して、これらの人々の雇用等を支援することを誓うという登録をしてもらうというものです。

詳しいことは、下のサイトをご覧ください。(寺島)

http://www.imintohire.org/

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