[米国]ディズニーのテーマパークに対する訴訟がさらに増加

リハ協ブログ2014年11月28日より転載

2014年11月27日付ディスアビリティ・スクープ紙によれば、ディズニーランドの障害者への対応がADAに抵触しているという訴えが28件に上っているとのことです。

以前にこのブログでも紹介しましたが、ディズニーランド(カルフォルニア)とウォルト・ディズニー・ワールド(オーランド)では、2013年以降、障害アクセスサービス(Disability Access Service)を実施しています。それ以前のゲスト・アシスタンス・カードというサービスでは、そのカードを携帯している障害者は別の入口から入ることで、並ぶことなく催し物を利用できましたが、自分たちが並びたくない裕福な人々が障害者を雇って並ばずに催し物を利用するようになったため、そのサービスをやめて、現在の障害アクセスサービスに変更されたものです。これは、障害によって並ぶ時間が異なるという制度ですが、このサービスは、ADA法に違反するとして、裁判に訴えるケースが増えてきました。

以前は、集団訴訟の形をとっていましたが、裁判所が、この種の裁判については、個別に訴えるように決めたために、訴訟数が増え、現在は、28の訴訟が行われているとのことです。

記事は、下のサイトをご覧ください。(寺島)

http://www.disabilityscoop.com/2014/11/25/disney-facing-more-suits/19872/

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