[シンガポール]障害者在宅サービス試行事業を開始

リハ協ブログ2014年12月14日より転載

チャンネル・ニュース・アジアによれば、シンガポールでは、2年間の試行事業として、障害者に対する在宅サービスをはじめたとのことです。この取り組みは、「障害者支援基本計画2012-2016(Enabling Masterplan 2012-2016.)」に基づき、社会・家族開発省(Ministry of Social and Family Development (MSF).)が立ち上げました。16歳以上の身体障害者、知的障害者(軽度の自閉症者を含む)、重複障害者を対象として、在宅で理学療法、衛生管理、家事、薬物管理を行うもので、家庭の所得に応じて、最高80%まで政府が費用を負担します。

アジア婦人福祉協会(Asian Women's Welfare Association:AWWA)が身体障害者と重複障害者に対して、シンガポール知的障害者運動(Movement for the Intellectually Disabled of Singapore :MINDS)が知的障害者と軽度の自閉症者に対して、実際のサービスを提供しています。

この施行事業は2014年4月からはじまっているとのことです。60人に対してサービスを提供するとのことで、現状では30人がサービスを受けているとのことで、計画の半分が実現されているそうです。

ニュースは、次のサイトをご覧ください。(寺島)

http://www.channelnewsasia.com/news/singapore/pilot-scheme-launched-for/1507246.html

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