[米国]エイブル法案 が下院を通過

リハ協ブログ2014年12月7日から転載

以前のブログでも紹介しましたが、「より良い生活経験を実現する法律(Achieving a Better Life Experience (ABLE) Act)」(エイブル法)案が2014年12月3日に下院を通過しました。

エイブル法は、障害者が特別な預金口座(ABLE口座)を開設した場合、そこに年額14,000ドルまで預けることができ、全体で10万ドルまでは、社会保障関係の手当の受給に影響しないこと、また、メディケイドの資格を失わないことなどの内容のものです。この口座のお金は、教育、医療、移動、住宅等に使われなければなりませんが、障害者の所得が増えれば社会保障障害年金、補足的所得保障給付やメディケイドの対象から外れてしまうために働かないという人がでてしまうというジレンマを解消することに役立つことが期待されています。

同法は、2006年から上院で検討されてきました。法律案については、下のサイトをご覧ください。(寺島)

http://thomas.loc.gov/cgi-bin/bdquery/D?d113:1:./temp/~bdSYwC::|/home/LegislativeData.php?n=BSS;c=113|

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