[米国]電子情報技術のアクセシビリティ基準とガイドラインを改正

リハ協ブログ2015年3月6日より転載

米国建設・輸送障害問題解決協議委員会(Architectural and Transportation Barriers Compliance Board)は、リハビリテーション法508条に基づく、連邦機関の電子情報技術のアクセシビリティに関する基準と、コミュニケーション法第255条に基づくガイドラインの改正のためのパブリックコメントを募集しています。募集期間は2015年5月28日までとなっています。今回の改正の趣旨は、 技術の進歩に合わせたものにするためだそうです。主な改正内容は、下のとおりです。

  • ウェブサイトおよびオフラインの電子文書にWCAG 2.0および関連の規格を取り入れること。
  • リアルタイムおよび双方向の音声通信を行う製品には一文字ずつ送付するリアルタイムテキストを付加すること。
  • 対象となる非公開の電子コンテンツの種類を指定すること
  • 対象となる技術(オペレーティングシステム、ソフトウェア開発ツールキットおよび支援ソフトウェア・アプリケーション)の互換性をさらに詳述すること

詳しいことは下のサイトをご覧ください。(寺島)

パブリックコメント募集の通知:http://www.access-board.gov/guidelines-and-standards/communications-and-it/about-the-ict-refresh/proposed-rule

改正の内容:http://www.access-board.gov/guidelines-and-standards/communications-and-it/about-the-ict-refresh/overview-of-the-proposed-rule

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