[インド]公共トイレの整備進まず

リハ協ブログ2018年4月28日より転載

タイムズ・オブ・インディア(2018年4月5日11:06版)によれば、インドのモディ政権は、クリーン・インディア・キャンペーン(Swachh Bharat Abhiyan:SBA)として、地方都市における路上の排便をなくすために公共トイレを整備するプロジェクトを実施しています。1兆9600億ルピーの予算で全国に1200万か所のトイレを2019年末までに整備する計画です。2014年10月2日から実施されており、そのトイレは障害者対応の仕様になっており、スロープが設置されることになっているとのことです。 

ところが、2014年の事業開始時達成率42.2%であったものが、2016年11月30日の時点で57.56%にとどまっており、あまり進んでいないとのことです。

例えば、ウッタル・プラデーシュ州の州都であるラクナウでは、ラクナウ都市開発機構がトイレ建設を担当していますが、中央政府からすでに1,200万ルピーを受け取っているにもかかわらず、必要なトイレ数90に対して、まだ、25しかできておらず、車イスや児童に対応するという仕様も無視したものになっているとのことです。 

記事は下のサイトで読むことができます。(寺島)

https://timesofindia.indiatimes.com/city/lucknow/not-enough-public-toilets-no-ramps-for-disabled/articleshow/63623462.cms

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