[カザフスタン]障害者の選挙権を保障するためのOSCE会議

リハ協ブログ2018年4月20日より転載

欧州安全保障協力機構(Organization for Security and Co-operation in Europe(OSCE))のウェブサイトによれば、カザフスタンの首都アスタナの同機構の事業所は、カザフスタン中央選挙委員会(Central Election Commission of Kazakhstan (CEC))とともに、障害者の選挙権を保障するための座談会とセミナーを開催したとのことです。

このイベントは同機構が継続して行っている選挙手続きの透明化と説明責任強化の取組の一つとして行われたもので、障害者権利条約に基づく障害者の選挙権の確保とそれに対するカザフスタン選挙管理委員会の取組に焦点を当てた内容となっています。なお、カザフスタンは2015年障害者権利条約を批准しています。

65のOSCE加盟国、カザフスタンの国の機関、地方自治体、選挙管理委員会、障害者団体からの代表者、国際機関や国際団体による座談会の後、選挙プロセスにおけるさまざまな課題の解決方法と障害者の選挙権を確保する方法に関するセミナーが開催されました。

OSCEのウェブサイトは下のとおりです。(寺島)

https://www.osce.org/programme-office-in-astana/375421

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