[パキスタン]イスラマバードの94%の投票所がアクセシブルではない

リハ協ブログ2018年5月23日より転載

ザ・ニュース紙(THE NEWS)2018年5月12日号によれば、パキスタンの首都イスラマバードの投票所の94%が障害者にアクセシブルでないとのことです。

2018年の総選挙を控えて、「インクルーシブな投票のためのパキスタン同盟(Pakistan Alliance for Inclusive Elections (PAIE),)」の実施した実地調査により明らかになりました。

例えば、投票所の門までの通路の幅が3フィート以上ある投票所が91%ありましたが、そのうち、54%は、路面がしっかりしていない、あるいは、障害物がありました。また、64%の投票所は、門から入口までの通路の幅が3フィートの幅がありませんでした。

また、69%の投票所では、入り口に段差がありました。そして、そのうちの89%にはスロープがありませんでした。 65%の投票所には、入り口の照明が暗いために弱視者には困難を強いる可能性がありました。

パキスタン統計局によれば同国の身体障害者数は330万人と報告されているとのことです。

詳しい記事は、下のサイトをご覧ください。(寺島)

https://www.thenews.com.pk/print/315659-94-polling-stations-in-capital-lack-accessibility-to-pwds

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