本誌では、東京パラリンピックに関する特集(2019年12月号)及び本年1月号から7月号まで連載「東京パラ・選手を支える人」で、選手と共にメダルを目指す方やトップアスリートのコンディションを最高の状態にするために栄養面や体力測定など科学的な面から支えるなど、さまざまな形で支える人たちにそれぞれの役割やその重要性、心掛けていることなどについてご紹介いただきました。
東京パラリンピックは、ちょうど1年後の来年8月に開催予定です。今までご紹介してきた選手を支える人たちを下表にまとめました。皆さんの声援が選手だけでなく、支える人たちの大きな力になると思います。
(編集部)
掲載年月 | 役割等 | 原稿タイトル | 執筆者(所属等) |
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2019年12月号 特集:東京2020パラリンピックを楽しもう! |
陸上競技で視覚障がいのある選手と並走するガイドランナー | 視覚障がいのランナーと並走するガイドランナー 絆・選手と一心同体の信頼関係でゴールを目指す | 安田享平 (日本ブラインドマラソン協会強化委員長) |
水泳競技で視覚障がい選手の体の一部をタッピング棒で触れて壁の位置を知らせるタッパー | 視覚障がいパラ水泳のタッパー 選手が安全に安心してターンやゴールできるようベストタイミングを見極める | 寺西真人 (日本身体障がい者水泳連盟技術委員、カリキュラム株式会社) |
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車いすラグビーのメカニック | 車いすラグビーのメカニック 選手が安心して試合に臨むための支えに | 三山慧 (株式会社テレウステクニカルマネージャー、 車いすラグビーメカニック担当) |
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ボッチャBC3クラスのスポーツアシスタント | ボッチャBC3クラスのスポーツアシスタント 選手とアシスタントが感覚を一つにして臨む | 村上光輝 (日本ボッチャ協会強化指導部長) |
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[連載]東京パラ・選手を支える人(2020年1月号~7月号) | |||
掲載年月 | 役割等 | 原稿タイトル | 執筆者(所属等) |
2020年1月号 | 義肢装具士 | 選手が求めているものは何か、きめ細かい対応でサポート | 藤田悠介 (鉄道弘済会義肢装具サポートセンター 義肢装具士) |
2020年2月号 | 理学療法士 | 選手のコンディションを整え、より高いパフォーマンスを発揮できるように支える | 鈴木章 (独立行政法人日本スポーツ振興センター ハイパフォーマンススポーツセンター 国立スポーツ科学センター スポーツメディカルセンター 理学療法士) |
2020年3月号 | 公認スポーツ栄養士 | 選手がより高いパフォーマンスを発揮できるように栄養面から支える | 元永恵子 (独立行政法人日本スポーツ振興センター ハイパフォーマンススポーツセンター 国立スポーツ科学センター スポーツ研究部 研究員・公認スポーツ栄養士) |
2020年4月号 | 体力測定の観点からのサポート | 医・科学研究に基づいたパラリンピックアスリートの支援―体力測定の観点から― | 袴田智子 (独立行政法人日本スポーツ振興センター ハイパフォーマンススポーツセンター 国立スポーツ科学センター スポーツ研究部 研究員) |
2020年5月号 | タンデム自転車(2人乗り自転車)のパイロット | 木村選手と一緒にタンデムでゴールを目指す | 倉林巧和 (楽天ソシオビジネス株式会社) |
2020年6月号 | 5人制サッカー(ブラインドサッカー)のコーラー | 選手の「眼」となって変化し続けているプレー状況を素早く的確に伝える~ブラインドサッカー®は究極のコミュニケーションゲーム~ | 中川英治 (ブラインドサッカー男子日本代表チーム コーチ) |
2020年7月号 | ボート競技「混合舵手つきフォア」のコックス | 障がい特性の異なる4人の漕ぎ手と共に目指す東京パラリンピック | 立田寛之 (戸田中央総合病院ローイングクラブ所属) |
(注)表は、本誌に掲載された内容等をもとに編集部で作成しました。