[文科省]新しい時代の学校施設検討部会(第1回)開催

令和3(2021)年2月15日、文部科学省は、「新しい時代の学校施設検討部会(第1回)」を開催しました。

同部会は、新しい時代の学びを実現する学校施設の在り方について,具体的・専門的な検討を行うため、「学校施設の在り方に関する調査研究協力者会議」に設置されたものです。

中央教育審議会は、令和3年1月に、「「令和の日本型学校教育」の構築を目指して(答申)」をとりまとめ、新時代を支える学びの環境整備の在り方を提言しており、また、教育再生実行会議において、ニューノーマルにおける新しい学びの在り方等を検討されており、一人一台端末環境のもと、個別最適な学びと協働的な学びを実現するため、新しい時代の学校施設の在り方を改めて議論し「令和時代の学校施設スタンダード」を積極的に推進していく必要から設置されました。

次のような検討テーマが考えられています。

◇新しい時代の学びを実現するための学校施設の在り方について
・少人数による指導体制への対応を含む個別最適な学びと協働的な学びを実現する施設環境の整備
・多様な学習活動に対応する施設環境の整備
・新しい生活様式を踏まえ、健やかに学習・生活できる環境の整備
・人口動態等を踏まえた既存施設における効率的・効果的な施設環境の整備

◇上記の在り方を踏まえた推進方策について
・先導的モデル研究を通じた新たな学校施設モデルの提示、財政支援制度の充実、整備指針の見直し、好事例の横展開、普及促進など
 今後の予定では、令和3年7月に概算要求に関わる方策について報告を取りまとめ、令和4年3月に最終報告を取りまとめ、その後、学校施設整備指針の改訂等に反映させていくとのことです。

詳しくは、下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shisetu/044/005/index.html

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