[米国]上院退役軍人委員会委員長が「リチャード・スター少佐法」を再提出

2021年2月22日、上院退役軍人委員会委員長のジョン・テスター(Jon Tester)上院議員ら超党派の議員が、「リチャード・スター少佐法((Major Richard Star Act of 2021, S. 334 / H.R.1282)を第117回米国議会に再提出しました。

この法律は、戦闘で負傷したすべての退役軍人が障害補償と退職金の両方を受け取ることを可能にするものです。現在の法律では、国防総省からの退職金と、退役軍人省(VA)からの障害補償の両方を受け取ることのできる人は、20年以上の軍歴があり、障害程度50%以上となっているために、たとえ戦闘で負傷したとしても20年未満の軍歴の人は、退職金から障害補償を差し引かれます。

この法律は、軍歴に関係なく両方の手当を受けられるようにするもので、前回の米国議会に提出されましたが、投票の結果賛成を得られず廃案になっています。

この法律の名称は、この法律の成立に努力してきて2021年2月13日に癌で亡くなった退役軍人の名前に由来しています。

詳しくは、下のサイトをご覧ください。
https://www.veterans.senate.gov/newsroom/majority-news/tester-crapo-moran-lead-bipartisan-push-to-provide-disabled-veterans-full-military-benefits

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