[カナダ]政府がアクセシブル・カナダ法案について議会で説明

リハ協ブログ2018年6月22日より転載

カナダ政府によれば、カースティー・ダンカン・カナダ科学大臣(The Honourable Kirsty Duncan, Minister of Science of Canada)が、2018年6月20日、新しく提案するアクセシブル・カナダ法案について議会で説明したとのことです。

アクセシブル・カナダ法案は、建築物、雇用、情報、商品・サービスの調達・配達、公共交通など非常に広範な領域のアクセシビリティーを確保するための連邦法で、カナダ政府は、過去30年で最も重要な法律であるとしています。

この法律案作成にあたって、カナダ政府は2016年から、特別な機関を開設して、実態調査をしたり、障害者団体から意見を聞いたり、Facebookを開設してカナダ国民から広く意見を求めたりとかなり周到に準備を進めてきたものです。2017年7月には、その結果をまとめたレポートを作成しています。

カナダ政府は、この法案の成立にかなり力をいれているとのことで、今後6年間に2億9000万ドルの予算をつけるとしています。

政府の本件に関するニュースは、下のサイトにあります。

https://www.canada.ca/en/employment-social-development/news/2018/06/minister-duncan-introduces-the-proposed-accessible-canada-act.html

カースティー・ダンカン・カナダ科学大臣のtwitterやfacebookには、報告のビデオなどがupされています。

ttps://twitter.com/kirstyduncanmp

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1701349259920367&id=350382518350388

また、レポートは、下のサイトで見られます。カナダの障害者の雇用状況など興味深い内容が書かれていて必見です。(寺島)

https://www.canada.ca/en/employment-social-development/programs/planned-accessibility-legislation/reports/consultations-what-we-learned.html#h2.1

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