[オーストラリア]建築基準法と差別禁止法の国際比較レポート

リハ協ブログ2018年9月1日より転載

ウィンストン・チャーチル記念トラスト(Winston Churchill Memorial Trust)は、2018年6月19日、オーストラリアと、カナダ、米国、アイルランド、英国の4カ国の建築基準法のアクセシビリティーを比較したレポートを公表しました。レポートのタイトルは、「アップグレートまたは拡張されつつある既存の建物への障害者の最高のアクセスを確実にすること(Ensuring the best possible access for people with disability to existing buildings that are being upgraded or extended)」で、著者は、ミヒャエル・スモール(Michael Small)氏です。

レポートは、各国の建築基準法と差別禁止法の関連について着目して比較しています。例えば、これらの国々で、建築基準法の遵守は強制的ですが、アクセシビリティーについては、検査されないなどの程度の差があります。また、建築基準法を遵守しても、差別禁止法に基づき訴えられることがある場合もあります。

ご興味のある方は、下のURLをご参照ください。(寺島)

https://www.churchilltrust.com.au/media/fellows/Small_M_2016_Buildings_and_accessibility_for_people_with_disability.pdf

menu