[米国]トランプ大統領が障害者雇用月間にあたり大統領布告を発令

リハ協ブログ2018年10月14日より転載

米国では、1945年以来、10月が障害者雇用月間(National Disability Employment Awareness Month)になっており、毎年、大統領が雇用月間にあたり大統領布告を発令しています。この布告は10月の障害者雇用月間を宣言するためのもので、トランプ大統領は、2018年9月28日に次のような布告を出しました。

その中で、2018年の障害者雇用施策について、次のような紹介をしています。

  • 2018年は、月平均560万人以上の障害者が雇用労働に従事しており、過去最高水準を維持している。
  • 2018年初めの障害者の失業率はこれまでの最低になった。
  • 9月に労働省は、8州に対して「傷病後の雇用と能力を維持するためのネットワーク推進プロジェクト(Retaining Employment and Talent after Injury/Illness Network Demonstration (RETAIN) projects)」を実施するための補助金を約2000万ドル出した。
  • 労働省は、障害者雇用のための施策を実施するために44州を支援した。
  • 労働省のジョブ・アコモデーション・ネットワーク(Job Accommodation Network)は、職場における配慮について、50,000人の雇用主および障害者を支援した。

トランプ大統領の大統領布告は下のホワイトハウスのサイトにあります。(寺島)

https://www.whitehouse.gov/presidential-actions/presidential-proclamation-national-disability-employment-awareness-month-2018/

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