リハ協ブログ2018年11月2日より転載
民間のボニヤー・コーポレーション(Bonnier Corporation)という雑誌社が母体となっている「ワーキング・マザー研究所(Working Mother Research Institute)は、自閉症、精神障害、認知障害という見えない障害のある人々が、職場で自分の障害をカミングアウトすべきかについての調査報告書を公表しました。
これらの障害のある1,604人の働く人々を対象にオンラインのアンケート調査を実施した結果次のようなデータが得られたとのことです。
回答者の53%が障害をカミングアウトしていました。
カミングアウトしない人より、した人のほうが仕事に満足し取り組んでいました。
カミングアウトした人の75%は職場での配慮を求めていました。そのうち88%はなんらかの配慮をしてもらっていました。
これ以外にも、障害別のデータや職業上の身分などいろいろな調査結果が報告されています。興味のある方は、下のサイトからレポートをご覧ください。
https://www.workingmother.com/sites/workingmother.com/files/attachments/2018/06/wmi_hidden_disabilities_update_0.pdf