[フィリピン]ケソン市で障害者等の優先席を条例化

Pappler紙(2019年3月5日版)によれば、ケソン市は、2019年3月5日、ケソン市にあるすべての事業所に対して優先席の設置を義務づける条例を定めたという声明を発表しました。優先席には、それを示す看板を提示しなければならず、その席に座っている人は、障害者、妊婦、または高齢者が来た時には席を譲らなければなりません。この処置は、合理的配慮の一環で、民間および公共の施設がすべて対象になるとのことです。

この条例に違反した場合、民間は、最初の違反:警告の通知、2回目の違反:5,000ペソの罰金および/または6か月間の事業許可の停止、3度目の違反:5,000ペソの罰金および/または事業許可の取り消しの処分があるそうです。

公的機関については、最初の違反:高齢者対策室、障害者支援室、及び、社会サービス開発局からの警告、その後の違反に対しては相応の罰を受けるとのことです。

詳しくは、下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.rappler.com/nation/225004-quezon-city-establishments-provide-seats-pwds-pregnant-women-senior-citizens

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