[カンボジア]女性に対する暴力をなくし、障害者のインクルージョンを促進するための新しいプログラム

発展途上国および新興国を中心とした経営コンサルティングサービスを行っているCowaterSogema社の2019年5月23日付の発表によれば、同社は、カンボジアにおいて、女性に対する暴力をなくし、障害者のインクルージョンを促進するための新しいプログラムを実施しているとのことです。

このプログラムの名称は、「公平かつ持続可能なサービスのためのオーストラリア-カンボジア協力(Australia-Cambodia Cooperation for Equitable Sustainable Services (ACCESS))」で、オーストラリアの外務貿易省が資金提供する3年間(2018年-2021年)1500万豪ドルのプログラムです。

カンボジアの女性の健康と生活の経験に関する2015年全国調査によると、15〜64歳のカンボジアの女性のうち5人に1人が親密なパートナーによる身体的または性的暴力を経験しています。また、2014年の人口統計および健康調査によれば、5歳以上のカンボジアの人口の約9.5パーセントが、何らかの障害があると報告されています。

そこで、ACCESSは、女性および障害者の権利を向上させるために、カンボジア政府、市民社会、民間部門と協力してプログラムを実施しているとのことです。

なお、CowaterSogema社は、カナダのオタワに本社を置き、モントリオール、南アフリカのプレトリア、フランスのパリに事業所があるとのことです。また、ブルキナファソ、マリ、マラウイ、カメルーン、南スーダン、モザンビーク、ザンビア、バングラデシュ、ベトナム、インドネシア、ヨルダン、ペルー、ホンジュラス、バルバドスなどにプロジェクトオフィスがあるそうです。

詳しくは、下のサイトをご覧ください。(寺島)
http://cowatersogema.com/access-camdodia

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