[インド]マハトラシュトラ州で障害児を対象としたホームスクーリングを制度化

リハ協ブログ2019年2月3日より転載

News Hook誌2019年1月16日版によれば、インドのマハトラシュトラ州で、オープン教育委員会と呼ばれる、ホームスクーリング制度が発足したとのことです。この制度は、親、家庭教師などの支援を受けたり、自己学習などで、学校に通学せず、家庭で学習する制度で、通学のプレッシャーにさらされずに自宅で学習できます。学校教育と同等の資格が得られます。対象は、5-12学年の障害児者、スポーツ選手、芸術家、フルタイムで働きながら勉強をしたい人が対象とのことです。年に2回、6月と12月にこの制度を利用するための審査があり、それに合格すると在宅学習が可能になります。

マハトラシュトラ州教育局は、543の支援センターを創設し、登録書類の配布、授業料の徴収、教科書の購入などの業務を行っています。

多くの障害児者団体は、この制度に賛成しているとのことです。ただし、一部の親からは、この制度は、障害児が普通教育から排除される理由を提供することになるのではないかという懸念が示されています。

記事は、下のサイトをご覧ください。(寺島)

https://newzhook.com/story/21079

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