[オーストラリア]慈善寄付者の減少

リハ協ブログ2019年2月26日より転載

2019年2月22日、オーストラリアの市場調査会社ロイ・モーガン(Roy Morgan)は、2018年の慈善寄付者についての調査結果を公表しました。50,000人以上に自宅で直接面接して、2018年1月から12月までの12か月に行った慈善寄付について調査したとのことです。その結果、次のようなことがわかりました。慈善団体による寄付の需要が高まっているにもかかわらず、寄付が減少していることに懸念を示しています。

2018年に寄付をした人の割合は60%でしたが、2014年は66%よりも減少している。

50-64歳の階層が一番寄付者の率が高く、70.1%である。

家計収入が2万ドル未満の層は収入の1.3%を寄付しているが、25万ドル以上の層は、0.2%にとどまっているので、高所得者階層が潜在的な寄付者として期待できる。

調査結果は、次のサイトにあります。(寺島)

https://www.roymorgan.com/findings/7885-slowdown-in-giving-to-charity-a-major-issue-201902212238

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