[オーストラリア]政府が障害者特別住宅の普及を促進

リハ協ブログ2019年2月12日より転載

2019年2月8日、ポール・フレッチャー(Paul Fletcher,)家族・社会サービス大臣とサラ・ヘンダーソン(Sarah Henderson)社会サービス・住宅・障害補佐大臣は、2018年12月に作成されたオーストラリア政府評議会障害改革評議会(Council of Australian Governments Disability Reform Council)による「障害者特別住宅(Specialist Disability Accommodation:SDA)見直しに関する報告書」に対応し、国民障害保険制度(National Disability Insurance Scheme:NDIS)の利用者に対する障害者特別住宅の建設を促進するための改革を即時に実施することを発表しました。

NDISは、重度障害者のためのパーソナルアシスタントの制度で、オーストラリア政府が導入を進めています。障害者特別住宅は、その一環で、重度障害者やその家族のニーズに合致した住宅で、民間のディベロッパーが建設しています。障害者住宅の普及と、民間投資の促進を目的とした制度です。

現状では、まだ、試行段階にどとまっていますが、NDISが本格的に展開されると、約2万8千人の利用者から年間約7億ドルの家賃の支払いがあると期待されているとのことです。

詳しいことは、下のサイトをご覧ください。(寺島)

https://www.paulfletcher.com.au/media-releases/joint-media-release-governments-take-action-to-increase-specialist-disability

menu