[マレーシア]特別支援を必要とする生徒をすべて受け入れる方針

リハ協ブログ2019年2月7日より転載

Star Online2019年1月6日版によれば、今年度から義務化されている教育省の「拒絶ゼロ(zero reject)」方針に基づき、学校は、特別支援を必要としているすべての生徒を受け入れ、すべての子供のための個別教育計画を作成しなければならなくなったとのことです。この方針は、2018年12月26日の同省からの通知で示されました。

同省は、特別支援生徒のためのより包括的な環境に向けて取り組む一方で、就学前にどのような発達の遅れがあるのかを見極め、医師につなげることのできる教師の育成にも力を入れているとのことです。

例えば、同省は、年に4回、2~3日の、教師のための継続的プロフェッショナリズム向上プログラムと呼ばれるプログラムを通して教師を訓練しているとのことです。2017年には、210人、2018年には、52人の教師を訓練したとのことです。

また、同省は、女性・家族・地域社会開発省、および、保健省と協力して、子供のためのスクリーニングを実施するための乳幼児発達チェックリストを作成したとのことです。

2018年10月31日現在、マレーシアには、34,500の特別支援学校が登録されているとのことです。

記事は、下のサイトで読むことができます。(寺島)

https://www.thestar.com.my/news/education/2019/01/06/plans-for-special-needs-students/

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