[タイ]はじめての障害のある下院議員

リハ協ブログ2019年3月30日より転載

2014年の軍事クーデター以来、軍主導の暫定政権が続くタイで、議会政治を復活するための総選挙が2019年3月24日に実施されました。親軍政政党と反軍政政党の双方が政権樹立を宣言したり、投票の不正も指摘されるなど、混乱しているようですが、バンコクポスト2019年3月26日2:48版によれば、その選挙で、タイで初めてとなる、障害のある下院議員が当選したとのことです。

Parinya Chuaigate Keereerutさん(43歳)は、Future Forward Party(FFP)党の所属で、もと障害者卓球の選手です。2014年に韓国ソウルで開催されたアジアパラリンピック大会の銅メダリストであり、2018年にインドネシアのジャカルタで開催された同大会では、銀メダルを獲得しました。

Parinyaさんは、障害者の権利のために戦い、障害者のために社会を改善するとしています。

タイの議員といえば、盲人のモンティアン・ブンタン(Monthian Buntan)さんが上院議員として活躍されたことをご存じの方も多いのではないでしょうか。下院議員のPariryaさんにも期待したいです。

詳しいことは、下のサイトをご覧ください。(寺島)

https://www.bangkokpost.com/news/politics/1651008/first-disabled-mp-to-fight-for-rights

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