[オーストラリア]政府が公共サービスの障害者雇用率を2025年までに7%にすることを約束

リハ協ブログ2019年5月9日より転載

2019年5月18日に連邦議会議員選挙が予定されているオーストラリアですが、PRObonoニュース(2019年5月3日)によれば、Paul Fletcher家族・社会サービス大臣は、2019年5月2日、Allambie Heightsの障害者支援サービス事業所を訪問した時に、モリソン政権が再選された場合、公共サービスにおける障害者の雇用率を2025年までに7%にすることを約束したとのことです。

公共サービスの障害者雇用率は1986年の6.6%から3.7 %にまで低下しており、昨年来問題になっていました。3回連続の政権続投を目指す保守連合(自由党・国民党)は、選挙対策としてこの話題を取り上げたようです。

世論調査では、現モリソン政権よりも野党労働党のほうが優勢であるとされており、この約束が実現されるかどうかは未定です。

議事は、下のサイトをご覧ください。(寺島)

https://probonoaustralia.com.au/news/2019/05/coalition-wants-to-get-more-people-with-disability-working-in-the-public-service/

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