[厚労省・文科省]「ヤングケアラーの支援に向けた福祉・介護・医療・教育の連携プロジェクトチーム」設置

令和3(2021)年3月17日、厚生労働省と文部科学省は、「ヤングケアラーの支援に向けた福祉・介護・医療・教育の連携プロジェクトチーム」第1回会議を開催しました。

ヤングケアラーとは、本来大人が担うと想定されるような家事や家族の世話などを日常的に行っている子どものことで、年齢や成長の度合いに見合わない重い責任や負担を負うことで、本人の育ちや教育に影響があると考えられています。しかし、家庭内のデリケートな問題に関わることである、本人や家族に支援が必要である自覚がないケースもあるといった理由から、支援が必要であっても表面化しにくい構造となっています。

そこで、本チームでは、支援を必要としているヤングケアラーを早期に発見し、必要な支援につなげるため、各地方公共団体の福祉部局、介護部局、医療部局及び教育部局がより一層連携した取組を推進するための方策を検討するとしています。

構成員は次のようになっており、政府内の会議となっています。
共同議長 厚生労働副大臣、文部科学副大臣
厚生労働省:子ども家庭局長、子ども家庭局家庭福祉課虐待防止対策推進室長、健康局難病対策課長、社会・援護局保護課長、社会・援護局地域福祉課生活困窮者自立支援室長、社会・援護局障害福祉部障害福祉課長、社会・援護局障害福祉部精神・障害保健課長、老健局認知症施策・地域介護推進課長、文部科学省:初等中等教育局長、初等中等教育局児童生徒課長、総合教育政策局地域学習推進課長

詳しくは、次のサイトをご覧ください。(寺島)https://www.mhlw.go.jp/stf/young-carer-pt-01-shiryou.html

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