リハ協ブログ2019年9月23日より転載
アイオワ大学新聞「The Daily Ioan」2019年9月10日版によれば、アイオワ大学の障害学生支援室(Office of Disability)では、3つの新しいノート・テーキング・サービスを試行しているとのことです。
ノート・テーキングサービスは、聴覚障害者など教室や講義の場面でノートを取るのに苦労する可能性のある学生を対象としています。アイオワ大学では、昨年、1,200人以上の学生がノート・テーキングサービスに登録し、600人以上の学生が教室でのサービスを受けました。
これまでは、教員のメモのコピー、ティーチングアシスタントのメモのコピー、ボランティアが取ったメモ、または、クラス全体でとったメモを提供してきました。
これに加えて、現在、次の3つのサービスを試行しているとのことです。
①Sonocent Audio Notetaker
これを使用すると、学生はPowerPoint、画像、および自分のメモをオーディオファイルに記録することができる。
②Note-Taking Express
学生が講義を録音し、オーディオファイルをアップロードし、24時間以内に専門的なメモを受け取ることができる。
③Livescribe Pens
特殊なペンとノートブックで、学生は手書きのメモをスマートフォンのアプリにアップロードし、講義の記録を残すことができる。
詳しくは、下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://dailyiowan.com/2019/09/10/ui-office-of-disability-pilots-three-new-programs-for-note-taking-accommodations/