[インド]2018年障害者調査結果を公表

リハ協ブログ2019年12月1日より転載

2019年11月23日、インド国家統計局(National Statistical Office:NSO)は、第76回全国サンプル調査の一環として2018年7月から12月にかけて調査した障害者調査についての報告書を公表しました。インド全土から11,800世帯を抽出したとのことです。

調査結果の概要は、次のとおりです。

  • 障害者の割合は、全人口の2.2%(都会2%、地方2.3%、男性2.4%、女性1.9%)
  • 7歳以上の障害者の52.2%が読み書きができる
  • 15歳以上の障害者の19.3%は、最高学歴が中等教育以上であった。
  • 3歳から35歳の障害者のうち、就学前プログラムに参加していた人の割合は、10.1%で、普通学校に在籍していた人の割合は、62.9%であった。
  • 一人暮らしの障害者の割合は3.7%で、介護者がいる人は62.1%であった。
  • 約21.8%が政府から援助を受けており、約1.8%は政府以外の組織から援助を受けていた。
  • 約28.8%が障害者証明を受けていると報告した。
  • 15歳以上の障害者の就業率は23.8%である。

なお、前回の同じ調査は2002年7月から12月に第58回全国サンプル調査において行われたとのことです。

詳しいことは、下のNSOのサイトをご覧ください。

http://www.mospi.gov.in/download-reports?main_cat=NzIy&cat=All&sub_category=All

報告書は、下にあります。(寺島)

http://www.mospi.gov.in/sites/default/files/publication_reports/Report_583_Final_0.pdf

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