[米国]労働省が障害インクルージョン賞の優秀者を発表

リハ協ブログ2020年3月12日より転載

2020年3月11日、米国労働省(DEPARTMENT OF LABOR)は、会社を障害者に対してインクルーシブにすることに卓越した連邦請負業者を認定する障害インクルージョン賞(Excellence in Disability Inclusion (EDI) Awards)の金賞にCVS HealthとPepsiCoが選ばれたことを発表しました。

米国では、リハビリテーション法第503条にもとづき、雇用主は障害の有無にかかわらず、資格のあるすべての求職者と労働者を平等かつ公平に扱う責任があります。また、連邦請負業者は、障害者をインクルージョンするための積極的な措置を講じることも求められています。

そのため、本賞は、同省の連邦契約遵守プログラム局(Office of Federal Contract Compliance Programs:OFCCP)と障害者雇用政策局(Office of Disability Employment Policy:ODEP)が共管しており、障害者の採用、雇用、維持、昇進に模範的な努力をした雇用主を表彰しています。

受賞したCVS Healthは、障害のある従業員にいろいろな職位を競うためのトレーニングを提供する「Abilities in Abundance」というプログラムなど、さまざまな前向きの事業を実施していることが評価されました。

また、PepsiCoは、米国の非営利団体協力して実施している「Pepsi Achieving Change Together(PepsiACT)」という障害者募集事業が評価されました。

詳しくは、下のサイトをご覧ください。(寺島)

https://www.dol.gov/newsroom/releases/odep/odep20200311

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