[シンガポール]新しい長期障害保険制度を2020年に導入

シンガポール政府ニュース(2019年9月7日)によれば、2019年9月2日にケアシールド生涯長期介護法((CareShield Life and Long-term Care Bill)が議会で可決成立し、1980年以降に生まれたシンガポール人は、来年度から長期障害保険に強制加入することになったとのことです。このケアシールド(CareShield)制度は、2020年代半ばにシンガポール人全体が強制加入の対象になるとのことです。

既存のエルダーシールド(ElderShield)制度での手当額は月額300-400シンガポールドルで、最大6年間の給付ですが、新しい制度では、重度障害者の手当額は600ドルになり、毎年増加していきます。また、重度障害があるかぎり生涯続く可能性があります。

重度障害の定義は、洗濯、食事、衣服の着脱、排泄、移動、移乗の日常生活動作(ADL)のうち3つ以上ができないこととされています。

詳しくは、下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.gov.sg/news/content/disability-insurance-careshield-life-to-start-next-year-as-parliament-passes-bill

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