[オーストラリア]民間団体がコロナによる障害者とその家族の生活を調査

リハ協ブログ2020年9月5日より転載

民間の障害者およびその家族の団体であるエブリ・オーストラリアン・カウンツ(Every Australian Counts)は、2020年8月22日、コロナウイルス大流行の最初の波の中での障害者とその家族の生活を調査した結果を発表しました。2020年5月から6月に721人の国民障害保険制度利用者とその家族を調査したものです。報告書のタイトルは、「『置き去りとロックダウン』コロナによる障害者とその家族の経験("Left out and locked down” The experiences of people with disability and their families during COVID19」です。

調査結果によれば、回答者の32%が、ロックダウンにより生活費が限界まで上昇し、ストレスや不安を感じたと述べています。具体的には、この食料品の配達の増加、宅配の食事の購入の増加、収入の損失などにより、生活費が増加し、借金もするようになったこと等が挙げられています。

また、20%が必要なサービス事業者をみつけられないと回答しました。22%が、自宅に障害のある子供がいて、より多くの支援が必要であると報告しています。

その他、詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)

https://everyaustraliancounts.com.au/opinion/pandemic-experience-shows-the-ndis-is-still-not-working-like-it-should/

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