[農水省]「ノウフクJAS」初めての認証

令和元(2019)年11月1日、農林水産省は、「ノウフクJAS」の認証事業者として4事業者を認証したことを公表しました。

本年3月に、障害者が主体的に携わって生産した農林水産物及びこれらを原材料とした加工食品について、その生産方法及び表示の基準を規格化したいわゆる「ノウフクJAS」が制定されました。このたびその初めての認証がおこなわれたものです。

「ノウフクJAS」は、障害者が携わった食品の信頼性を高め、「農福連携」の普及を後押しすることなどを目的としています。

農福連携は、農業と福祉が連携し、障害者の農業分野での活躍を通じて、農業経営の発展や、障害者の自信や生きがいを創出、および、社会参画を実現する取組です。年々高齢化している農業現場で、障害者が働き手となることや、障害者の生活の質の向上等が期待されています。

登録認証機関(一般社団法人日本基金)により、「ノウフクJAS」の第1号の認証事業者として次の4事業者が認証されました。
(1)株式会社ウィズファーム(長野県)長野県松川町で、リンゴやリンゴジュース等の生産加工
(2)株式会社ひだまり(長野県)長野県松川町で、リンゴやリンゴジュース等の生産加工
(3)山城就労支援事業所「さんさん山城」(京都府)京都府京田辺市で、お茶やえび芋等の生産加工
(4)特定非営利活動法人すまいる(愛知県)愛知県春日井市で、ナスやオクラ等の生産

詳しくは、下のサイトをご覧ください。(寺島)
http://www.maff.go.jp/j/press/nousin/kouryu/191101.html

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