[ESCAP]「障害の概要2019」を発刊

2019年12月19日、国連経済社会委員会(UNESCAP)は、「障害の概要2019:アジア太平洋地域におけるアクセシビリティへの投資 —障害を含む持続可能な開発を達成するための戦略的アプローチ(Disability at a Glance 2019: Investing in Accessibility in Asia and the Pacific — Strategic Approaches to Achieving Disability-inclusive Sustainable Development)」を発刊しました。

ESCAPは、不定期に「障害の概要(Disability at a Glance)」を発刊しています。2015年には「障害の概要2015:アジア太平洋地域の障害者の雇用見通しの強化(Disability at a Glance 2015: Strengthening Employment Prospects for Persons with Disabilities in Asia and the Pacific)」、2012年には「障害の概要2012:アジア太平洋地域の証拠基盤の強化(Disability at a Glance 2012: Strengthening the Evidence Base in Asia and the Pacific)」、2010年には、「障害の概要2010:アジア太平洋地域の36の国と地域のプロフィール(Disability at a Glance 2010: A Profile of 36 Countries and Areas in Asia and the Pacific)」を発刊してきました。

今回のレポートでは、約6億9,000万人の障害者が住んでいるとされるアジア太平洋地域におけるアクセシビリティを強化するための投資を増やすことの重要性に焦点を当てています。

障害とアクセシビリティに関する基本的な概念と用語、および、アクセシビリティへの投資を成功させるためのツールとアプローチの概要を解説し、投資の推進要因と付加価値を明らかにするとともに、アジア太平洋地域における障害を含む開発とアクセシビリティへの投資の状況を分析しています。また、持続可能なかたちでインクルーシブな社会を構築するための主要な重点分野における各国政府に対する勧告を行っています。

下のサイトからダウンロードできます。(寺島)
https://www.unescap.org/publications/disability-glance-2019

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