[米国]国勢調査局が障害者に関わる統計情報を集めたサイトを公開

リハ協ブログ2020年6月18日より転載

以前にも紹介しましたが、米国では、障害のあるアメリカ人法(Americans with Disabilities Act:ADA)30周年を記念して、2020年にさまざまなイベントを開催しています。コロナウイルスの影響であまり話題になることが多くありませんでしたが、米国国勢調査局(U.S. Census Bureau)は、2020年6月17日、7月26日のADA署名の日を記念して、ウェブサイトで「注目される事実(Facts for Features)」を公開しました。

このサイトでは、障害のあるアメリカ人の人口統計にかんするさまざまなスナップショットを提供しています。

  • 2018年の施設入所していない民間の障害者数は4,060万人(人口の12.6%)
  • 2018年に施設入所していない民間の障害者の人口比率が最も高い州はウェストバージニア州の19.1%、最も低い州はユタ州の9.6%
  • 2018年に18歳から64歳で雇用されている施設入所していない民間の障害者数は760万人
  • 2018年に16歳以上の勤労所得のある施設入所していない民間の障害者の過去12か月の所得の中間値は、23,848ドル

その他、年齢、障害種別、人種などの障害者にかかわる統計情報が収録されています。

詳しくは、下のサイトをご覧ください。(寺島)

https://www.census.gov/newsroom/facts-for-features/2020/disabilities-act.html

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