[オーストラリア]ロイヤルメルボルン工科大学がデジタルデバイドに関する報告書を公表

リハ協ブログ2020年10月24日より転載

2020年10月22日、ロイヤルメルボルン工科大学(Royal Melbourne Institute of Technology)社会的影響センター(RMIT University, Centre for Social Impact, Telstra)は、「オーストラリアのデジタルデバイドの測定:オーストラリアのデジタルインクルージョンインデックス2020(Measuring Australia’s digital divide: the Australian digital inclusion index 2020)」という報告書を公表しました。

同報告書は、オーストラリア・デジタル・インクルージョン・インデックス(Australian Digital Inclusion Index:ADII)を用いて、2014年から2020年までの7年間のオーストラリアのオンライン参加について包括的に全体像を示しています。ADIIは、アクセシビリティ、価格、デジタル能力のデジタルインクルージョンの3つの主要な側面を測定します。

同報告書では、社会的および経済的状況、また地理的環境別にオンライン参加について比較しています。

例えば、ADIIスコア(低いほどデジタルデバイドが大きい)の比較では、低所得者43.8、 65歳以上49.7、中等教育未満51.0、障害者52.6、失業者54.3、中等教育終了60.0、50-64歳61.7、オーストラリア全体63.0というように、いろいろな状況にある人々のデジタルデバイドを比較しています。

詳しくは、下のサイトをご覧ください。(寺島)

https://apo.org.au/node/308474?utm_source=feeds&utm_medium=RSS&utm_campaign=digital-inclusion-feed

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