[オーストラリア]NDISのサービスにおける死亡事故についての調査結果

2020年2月10日、国民障害者保険制度「質と安全委員会((NDIS Quality and Safeguards Commission)」は、国民障害者保険制度利用者の死亡事故の原因についての調査結果を公表しました。

国民障害者保険制度(National Disability Insurance Scheme:NDIS)では、NDISのサービス事業者は、支援やサービス時に発生した事故について「質と安全委員会」に報告することを求めています。この事故には、利用者の死亡、大怪我、虐待やネグレクトなどが含まれます。

このたび、「質と安全委員会」は、死亡や大怪我の事故を減らすために、死亡事故に焦点を当てて、事故数とその原因をとりまとめました。

とりまとめは、ニューサウスウェールズ大学医学部のジュリアン・トローラー(Julian Trollor)教授に委託されました。

調査対象となった障害のある人901人のうち、死亡原因の大部分は病気に起因するもので、呼吸器疾患が多いことなどが報告されています。

詳しくは、下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.ndiscommission.gov.au/news-media/research-deaths-people-disability

menu