[補助犬]アイメイト協会がアイメイト(盲導犬)使用者へのアンケート結果を公表

令和2(2020)年3月27日、公益財団法人アイメイト協会(代表理事:塩屋隆男)は、「全国アイメイト(盲導犬)使用者へのアンケート調査2020」の結果を公表しました。この調査は、全国の現役アイメイト(盲導犬)使用者202名を対象に、2019年4月1日から2020年2月の期間における入店拒否の経験などを中心にアンケートしています。

アンケート期間は2020年2月10日(月)から3月10日(火)までで、電子メールまたは郵送(墨字、点字、音声CD)により調査しました。有効回答数は、92(男43、女49)です。

調査結果のポイントは、次のとおりです。

①「障害者差別解消法」施行から4年目にも拘わらず、いまだに6割以上が入店拒否を経験している。
②入店拒否トップは、昨年に引き続き「飲食店(居酒屋、喫茶店含む)」(77.2%)。
③障害者差別解消法の理念と目的達成に向け、「さらなる取り組み」を求める声が8割以上。
④入店を拒否した店側がアイメイト使用者に伝えた理由としては、『前例がない』『犬が苦手/犬アレルギーのお客様がいる』『以前、別の使用者が入店した際にトラブルがあった』『食べ物を扱っている』『スペースが狭い』などの回答があった。
⑤「東京オリパラ」後に最も必要なことは、「教育を通じた障害者への理解促進」(41人、44.6%)。

なお、同協会は、2016年以降、同調査を毎年実施しているとのことです。

詳しいことは、下のサイトをご覧ください。
https://www.eyemate.org/blog/1229/

menu