[英国]運輸省が「みんなで旅行に」キャンペーンを実施

2020年2月26日、英国運輸省(Department for Transport)は、アクセシビリティ改善のために、英国全土124駅に対して2,000万ポンドの資金提供をすることを発表しました。

以前からこのブログでも紹介していますように、英国政府は、「すべての人のための交通プログラム(Access for All programme)」により、2006年以降、すでに200以上の駅の段差をなくし、1,500の駅のアクセシビリティを改善してきました。今回発表された2,000万ポンドは、前日発表された「みんなで旅行に(it’s everyone’s journey)」キャンペーンとともに鉄道駅をさらにアクセシブルにする取り組みです。

今回の予算措置は、新しいエレベーターの設置、アクセシブルなトイレ、旅行客用のディスプレイの設置に活用されますが、「みんなで旅行に」キャンペーンは、多くの企業が参加をし、利用客の心のバリアフリーなどを目的とした事業になっています。

予算措置は、下のサイトをご覧ください。
https://www.gov.uk/government/news/rail-stations-across-great-britain-receive-20-million-funding-boost-for-accessibility-improvements

また、「みんなで旅行に」キャンペーンは、下のサイトです。(寺島)
https://www.gov.uk/government/news/progress-on-accessibility-as-campaign-launches-to-improve-disabled-passengers-journeys

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