[交通]静岡県警が視覚障害者向け歩行者用信号情報提供システムの運用を開始

静岡県警察によれば、令和2(2020)年4月24日から、「歩行者等支援情報通信システム(PICS)」の運用を開始したとのことです。

PICS(Pedestrian Information and Communication Systemsは、「ピックス」と発音し、信号交差点における視覚障害者の横断支援を行います。ブルートゥース(Bluetooth)により信号機からスマートフォンに歩行者用信号の情報等が送信され、視覚障害者は、スマートホンを通して、交差点名、歩行者用信号の表示色等を画面表示、音声、および、振動等で確認することができます。

このシステムを利用するには、スマートフォンに「信GO!」という無料アプリをダウンロードし、起動する必要があります。その状態でシステムを設置している交差点に近づくと自動的に情報が提供されます。

利用可能な信号交差点は、JR静岡駅周辺(10交差点)、JR三島駅周辺(13交差点)ということです。24時間365日利用可能です。

なお、このアプリを使うと画面の長押しや発話により青信号の延長ができたり、交差点名称、方向名、青信号や赤信号になったときの情報を伝える音声、振動の種類、読上げ速度をカスタマイズすることもできるとのことです。

アプリはiosおよびAndroidに対応しているとのことで、Android向けアプリは、「GooglePlay」で4月29日以降に提供されるとのことです。

詳しくは、下のサイトをご覧ください。(寺島)
http://www.pref.shizuoka.jp/police/anzen/jiko/kiseka/kansecenter/utms/pics.html

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