[ニュージーランド]補助犬利用者に対する差別を禁止する法案を提出

2021年4月8日、ニュージーランド議会は、「人権法を改正する法律(補助犬差別禁止)(Human Rights (Disability Assist Dogs Non-Discrimination) Amendment Bill)」の審議を開始しました。

この法案は、Ricardo Menéndez March議員により提案されたもので、「1993年人権法」を改正し、そこに規定されている盲導犬だけでなく、補助犬すべてについて、その所持者および使用者に対する差別を禁止したものです。例えば、補助犬がいるということだけで、アパートを借りたり、公共交通機関を利用することを拒否できないとしています。

ここで補助犬というのは、「1996年犬管理法(Dog Control Act 1996)」に定義された犬で、「障害者を支援するための訓練を受けた犬(または訓練中の犬)で、同法で指定された組織によって認定された犬」となっており、具体的には、日本でいう介助犬や聴導犬等が含まれます。

詳しくは、下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.parliament.nz/en/pb/bills-and-laws/bills-proposed-laws/document/BILL_109860/human-rights-disability-assist-dogs-non-discrimination

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