[オーストラリア]障害のある人々に対する暴力等に関する王立委員会を延長

2021年5月13日、モリソン政府は、「障害のある人々に対する暴力、虐待、無視、搾取に関する王立委員会(Royal Commission into Violence, Abuse, Neglect and Exploitation of People with Disability)」を17か月間延長すると発表しました。

オーストラリアでは、障害者に対する暴力が問題化しており、その実態を調査するために2019年4月に同委員会が設立されました。予定では、2022年の4月に最終報告書が発行される予定でしたが、covid-19影響で調査が中断してしまったことにより十分な調査ができないことを理由に同委員会が中間報告書により公表の延長をもとめていました。

当初、政府は、それを認めていませんでしたが、障害者団体などによる要望を受けて、政府は予算の延長を決めたものです。

詳しくは、下のサイトをご覧ください。
https://disability.royalcommission.gov.au/news-and-media/media-releases/disability-royal-commission-granted-extension-until-september-2023

また、中間報告書は、下にあります。(寺島)
https://disability.royalcommission.gov.au/publications/interim-report

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