[バングラデシュ、ボリビア、ナイジェリア]COVID-19の影響調査

貧困な障害者を支援する国際的民間団体であるCBM Globalは、2021年6月21日、バングラデシュ、ボリビア、ナイジェリアの障害者に対するCOVID-19の影響を調査した報告書を公表しました。

この報告は、昨年実施された「COVID-19における障害者の経験(The experience of persons with disabilities with COVID-19)」という報告書のなかの上記の3か国の1年後の状態を調査したものです。

調査結果によれば、昨年報告された、(1)すべての障害者のためのCOVID-19情報へのアクセスの欠如、(2)社会的保護措置と雇用を受ける障壁、(3)COVID-19への対応と回復の取り組みに障害者が含まれていないこと、(4)障害者組織の役割が不明確、(5)医療施設へのアクセス困難、(6)障害データの欠如等の状況は継続していることと、それに加えて、新たに①リモートワークによる障害者団体の活動の困難さ、②デジタル格差、③保護サービスへのアクセスへの障壁、④COVID-19に感染した障害者数、死亡者数に関するデータの欠如、⑤ワクチンの不足のなか障害者がどのように対応されているかについての情報不足等が指摘されていました。

詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://cbm-global.org/news/experiences-of-persons-with-disabilities-covid-19/

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